今からでも間に合うホテル旅館の忘年会・新年会対策

そろそろ忘新年会の予約が入ってくる時期になりました。市街地や飲食店街が近くにあるならばニーズがある証、お客さま獲得のチャンスなので是非取り組みましょう。「でも、紅葉シーズンの集客に忙しくて、まだチラシも出来ていない、、、😰」というホテル旅館の方もいるでしょう。今回コラムでは、今からでも間に合う忘年会・新年会対策を紹介しましょう。

ホテル旅館の「売れる忘年会・新年会プラン」の作り方・宣伝の仕方

 

忘年会・新年会の予算相場を調べる

宿泊のお客様であれば遠方から来られるので予算の幅は広い(=高いプランでも売れる)ですが、忘年会・新年会は近くにお住いの方がターゲットなので地域の相場に左右されます。グルメサイトや忘年会・新年会に強い飲食店がいくらの予算で忘年会・新年会プランを提供しているか調べてみましょう。接待を目的とした忘年会・新年会であれば8000円以内、企業や団体の忘年会・新年会であれば5000円程度、学生団体やサークルの忘年会・新年会であれば4000円程度が一つの目安となります(地域によって大きく異なるので、皆さんの地域でまずは調べてみてください)。
地域によっては予算制または会費制で行われるところもあります。そういった地域では、幹事が予算管理や代金回収しやすいよう、切りの良い「税・サ込」の価格にすると喜ばれるでしょう。

 

飲み放題プランを工夫する

ホテル旅館が居酒屋や飲食店と比べて弱いのがドリンクの品揃えと魅力です。料理が良くてもドリンクの品揃えが少なかったり、時代遅れになっていたりすると集客に不利なので、品揃えや演出を改善しましょう。
最近は、アルコールを飲まないお客様が多くなりました。飲み放題プランは、そういったお客様のためにソフトドリンクやノンアルコールカクテルなどを充実させたほうが良いでしょう。ジュースと異なり、ノンアルコールドリンクは甘味がないのでお料理と合わせやすいですし、お酒の弱い方が割り勘で損したという思いをしないので喜ばれます。
また、アルコール類も好みが変わってきました。最近はビール・焼酎だけでなく、ウィスキーや日本酒が好まれるようになりました。地域差はありますが、焼酎よりも日本酒に人気が集まってきているので、日本酒の選択肢を増やすとお客様に喜ばれるでしょう。

 

客層によって盛り込み中心か個食中心か決める

個人客を中心に狙っていくのであれば、盛り込み料理が良いでしょう。華やかさや賑やかさを演出することができ、忘年会・新年会プランらしいものになります。一方で、企業・団体を狙っていくのであれば個食をお勧めします。ただし、一般的な旅館の和食コースだと品数や量が多すぎることが多いです。特に北陸地方の旅館は普段の品数がとても充実しているので、忘新年会プランは少なめでも良いでしょう。残食率を見て、プランの料理ボリュームを調整しましょう。

 

低コストで効果的な宣伝のやり方

クラウドソーシングでチラシ制作者を探す

チラシはクラウドソーシングと言われるサービスで原稿を作成してもらった方が、価格、スピードの面で断然早いです。デザインの品質は誰に依頼するかによります。地方ですと、なかなかホテル旅館の要求水準に答えられるデザイン印刷業者は少ないです。もし、腕の良いチラシ制作業者がいなければ、クラウドワークスやランサーズといったサイトでチラシ制作者を探すと良いでしょう。デザインの相場はA4サイズ1枚あたり7000円〜20000円くらいと考えておくと良いでしょう。

<<代表的なクラウドソーシング>>

 

印刷はネット業者に依頼する

チラシ制作者より原稿の納品を受けたら、インターネット経由で発注できる印刷業者を探しましょう。業者は数多くありますが代表的な会社としては下記のようなところです。データ入稿してから最短で翌日、遅くとも1週間程度で印刷することができます。チラシの折加工やコーティング、ミシン線加工など様々な設定ができます。チラシ以外にも冊子やポスター、パンフレットなど、ホテル旅館に必要な印刷物をネット経由で依頼することができ便利です。

<<代表的なネット印刷業者>>

使い勝手や仕上がりには差があるので、いくつか試してみて気に入った業者を継続して使うと良いでしょう(知らない間に料金が上がっていることもあるので定期的に価格は比較チェックしましょう)。

 

スタッフを使うよりポスティング・新聞折込みを利用する

ホテル旅館によっては、スタッフがチラシを各世帯にポスティングしていることがありますが、外注しても安価なので、ホテルスタッフは本業に専念してもらいましょう。地域によりますが、1世帯あたり3円〜10円くらいです。新聞折込みは4円〜10円で考えておけば良いでしょう。
最近ではチラシデータを入稿すれば、印刷から折込みまで一貫してやってくれるサービスもあります。ただし、地域の新聞配達センターに直接相談した方が安いこともあるので、比較して有利な方を選びましょう。

<<ポスティング業者の例>>

  • ラクスル
  • 地元のフリーペーパー業者
  • 地元の新聞配達所

 

グルメサイトは費用対効果をみて

グルメサイトは居酒屋や飲食店であればお勧めしますが、忘年会・新年会のためだけに掲載申し込みするのはお勧めしません。代表的なグルメサイトである「ぐるなび」であれば月々5万円以上広告費がかかりますし、「食べログ店舗会員」の標準的なプランでも毎月2万5000円かかります。ランチ、ディナー営業をやっているレストランのあるホテルであれば、通年の宣伝効果が期待できますが、忘新年会や歓送迎会、ビアガーデンなど、集客したい時期が限られている場合には、費用対効果が期待できない可能性が高いです。

 

インターネット広告は地方ほど有効

「忘年会×地域名」、「新年会×地域名」、「宴会×地域名」、「グルメ×地域名」のキーワード単価が安いエリアであれば、リスティング広告を実施すると良いでしょう。google adwordsやヤフービジネスセンターのアカウントを取得していれば、すぐに宣伝できます。地方では、グルメサイトが検索上位を独占してしまう事が少ないので、リスティング広告の効果は高いでしょう。

<<リスティング広告業者の例>>

 

フリーペーパーは低予算ながらも効果大

地域密着型のフリーペーパーが有効な地域があります。掲載単価は1回あたり2万円〜と安価な割に、購読者が意外に多いのが魅力です。新聞広告やポスティングをやりたいけど費用面やサービスエリア面で利用しにくい場合は、有効な選択肢の一つになります。なお、フリーペーパーや新聞広告、チラシのポスティングを行う場合には、クーポンを必ずつけましょう。クーポンの回収率によって広告効果が測定できるからです。

 

固定客にはダイレクトメールが有効

1件あたり単価は高いですが、もし固定客がいるならばダイレクトメールも有効です。ネットの印刷業者の中には、名簿とデザインデータを用意すれば、宛名印刷から投函(送料込み)、不着リストまで作成してくれる業者もあります。宛名ラベルを作ったり、貼り付けたりという手間がないので、スタッフの負担軽減にも繋がります。予算は、2000通で十数万円程度です。

<<ダイレクトメール業者の例>>

 

マイクロバスで付加価値アップ

日帰り宴会を本格的に獲得するためには、無料バス送迎ができると有利になります。宿泊客の送迎目的で、すでにバスを保有している旅館・ホテルは問題ないでしょう。バスを保有していない場合にはチャーターすることになりますが、高額の経費がかかることになります。予算が許せば、マイクロバスを直保有することをお勧めします。

どうでしたか?紅葉シーズンで忙しい時期ですが、頑張れば2週間で準備できます。
さらなる売上アップの参考になれば幸いです。

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