ホテル旅館の未経験者を採用するコツ

難しい専門用語をできるかぎり使わない

ホテル旅館の仕事はとかく難しいというイメージを持たれがちです。特にフロント係や料飲サービス係は、経験がないと仕事のイメージがつきません。料飲部門の接客係は、飲食店のホール係に仕事の内容が近いのですが、仕事を探している人にとって飲食店は気軽に応募できるのですが、ホテル旅館は敷居が高く感じてしまい二の足を踏んでしまいます。

経験者採用を狙っていくのであれば、ホテル旅館の勤務経験者にしか分からない専門用語でも構いませんが、未経験者も集めていかないと必要人員には到底足りません。未経験者でも求人広告をパッとみてイメージがつくよう工夫しましょう。

「フロントスタッフ募集!未経験者大歓迎」と求人広告を出しても、肝心の仕事内容がイメージできなければ応募につながりません。

求人広告の仕事内容欄はかしこまらずに、

「素人でも分かるような簡単な表現、興味を引くような表現」

にしましょう。

原稿を作るのに、私がホテル旅館の方にオススメしているのが、プロが作った求人広告を参考にすることです。

例えば、タウンワークマイナビバイトは、専門のライターが作成しているので大変参考になります。もちろん、職場の特徴は様々なので、そのままコピー&ペーストしても効果はありません。あくまでも模範事例としてみてください。

賑やかで忙しい時に職場案内を行う

採用活動は、「企業が求職者を選抜する場」ではなくなりました。皆さんのホテル旅館が就職先としてふさわしいか、求職者が選別する場になっているのが実態です。そういう意味で、インターネット予約サイトと同じような現象が求人市場でも起こっていると言えます。ライバルは異業種にもおよびます。旅館・ホテル業の常識の押し付けは通用しません。数ある就職先の中から、いかに自社を選んでもらうか工夫が必要でしょう。

求職者が館に来たときに、いきなり事務所へ通していませんか?

中抜け休憩で照明も落とした時間帯に面接をしていませんか?

求職者に自館の良さをアピールするのでしたら、あえて賑やかで忙しいチェックイン前後〜夕食時間帯に来てもらって、パブリックや客室、レストラン会場を案内すると良いでしょう。

職場を見ることは、優秀な人材に入社意欲を高めてもらうことだけでなく、「入社前とイメージが違った」というイメージギャップによる退職を抑制することにもつながります。

業界未経験でも是非採用したい人材であれば、料理やサービスを実際に体験してもらうのも良いでしょう。食事をとりながら面談をすれば、本当の人となりや性格を知ることができるでしょう。